2011/05/05
≪被災地支援の報告≫3日目
三日目(5日)は、川西先生/井尻先生組と都築先生/小寺組でまず、小松文化会館に向かいました。
ところがこの日は、身元確認された地元の方のお葬式があり、会館には3人のみでした。
川西チームは、義歯のティッシュコンディショニングを行い、都築チームは、認知症のお母さんとお嫁さんのペアを診ました。
お母さんは、上下総義歯で調子が良いとの事でしたので、義歯を洗浄して、スポンジブラシでの口腔清掃のお話をしました。お嫁さんには、歯ブラシとうがい薬をお渡ししました。
次は、昨日通った野蒜地区の避難所の中下地区センターで、5人家族で家ごと津波に流された母娘の口腔健診をしました。
お母さんは持続的な治療をなるべく早く受けるべきと思われましたが、かかりつけの歯科医院も流されて、先生は亡くなられたそうです。
午後から、五十嵐先生の診療所に、京都府歯科医師会から無償、無期限で借与された検診車の見学に伺いました。
配りきれなかった衛生用品や、使いきれなかった歯科機材と、武中先生と岡本先生にいただいた薬をお渡ししました。
その後、保健相談センターの桜井さまに報告にお伺いして、帰路につきました。